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葵ロールブログ009 溶接
神奈川県 伊勢原市 金属(鉄、ステンレス、アルミ)加工から石膏ボード、木材、完成品組立、開発案件からOEMまで。購買、開発ご担当者様から個人のお客様まで。ものづくりのインテグレーター 葵ロール株式会社の公式ブログです。日々の取り組みや開発案件、小ネタなどを不定期にアップしてまいります。「加工」の窓口として当社にまずはなんでもご相談ください。
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9月になり朝晩は少し涼しく秋を感じますね🍁
それにしても8月は今年も本当に暑かったですね、汗が止まりませんでした。
夏季休暇に入る8/10に弊社で初めてBBQを行いました!
テントがありましたが焼いているとものすごく暑い、熱気がすごかったです。
お肉も牛・豚・鶏・沢山あって豪華でした。
初の試みとなりましたが楽しかったです、また出来ると良いです★
今回は弊社の溶接をご紹介いたします。
まず溶接とは?…熱や圧力を使って金属を溶かして接合する方法
●溶接種類
- 融接 ガス溶接、アーク溶接、レーザー溶接、電子ビーム溶接など
- 圧接 ガス圧接、摩擦圧接、抵抗圧接、拡散圧接
- ろう接 ろう付け、はんだ付け
弊社が行っているのはガス溶接とTIG溶接となります。
《ガス溶接とは》
可燃性ガスと酸素を燃焼させて炎で母材を溶かして接合する方法
メリット
・薄板の溶接がやりやすい
・溶接不良といった失敗を防ぎやすい
デメリット
・炎の温度が約3,000~5,000℃と低く、母材の溶接に時間がかかってしまう
・ガスの取り扱いが難しい
向いているもの:融点の低い金属や薄板
●ガス溶接の先端(真ん中のワイヤーが溶ける)
●ガス溶接-作業中-
●仕上がり
《TIG溶接とは》
タングステン不活性ガス溶接を略したものでアーク溶接の一種。
そのアーク溶接の中でもタングステンを電極に用いた非溶極式に分類され、アルコンなどの不活性ガスでシールドしながら必要に応じて溶加材を溶かし込んで溶接する方法です。
仕組みはタングステンという棒に電流を流し、溶接する材料との間に高温のアークを発生させ、その熱で材料同士を溶かして溶融します。
TIG溶接中、材料に空気が入ると溶接部分に欠陥が起き、見た目も悪くなってしまうので、
主にアルコンガス(不活性ガス)、無色、無味、無臭で都下の物質と化学反応を極めて起こしにくい安全なガスを材料に吹き付け溶接部分に空気が入らないように溶接します。
アルコンガスなどで溶接部を保護するガス(シールガス)を使用して空気をシャットアウトすると強度が高く、同時に美しい溶接が可能になります。
メリット
・様々な金属の溶接が出来るので汎用性がある
・溶接継手の強度が高い
・気密性や水密性に優れる
・仕上がりが美しい
デメリット
・溶接スピードが遅い
・コスト的に高くなる
また溶接全般に言えることですが、板の厚みが薄くなるほど難しくなるそうです。
溶接とはお互いの接合部分をとかして融合させるため、板の厚みが薄いと下記の図のように母材のプールができる前に溶け落ちる…穴があいてしまうそうです。
私は溶接の知識がほぼなかったのですが、知れば知るほど難しそうですね。
弊社は溶接も行っておりますので1本からでも気兼ねなくご相談・ご依頼ください。
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